よー清水さんの
「絵がふつうに上手くなる本 はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣」
を読みました!あらすじ(?)をアマゾンより抜粋です↓
「絵を描き始めたい」(第1、2章)
ゲームやアニメやイラストを見て感動し、自分も絵を描けるようになりたいと思ったことはないでしょうか。でも絵を描いたことがないので、何をしたらよいかわからない、どんな道具をそろえたらいいの? という人に向けて、最初のステップを提案します。
「絵が上手くなりたい」(第3~8章)
「観察します。」「自分が伝えたいことを描きます。」など、絵が上手い人にとっては当たり前で、なかなか言語化されなかったテーマに着目し、絵の上達に悩んでいる人に向けた解決策を紹介します。
「絵を仕事にしたい」(第9、10章)
絵の仕事がしたいという人が最初に悩む「進路」や「就職」の話から、フリーランスとして仕事を得るための営業、自己ブランディングの話を軸に、絵で安定的に稼いでる人はどのようにして仕事を得ているか? 仕事に必要なのは絵の技術だけか? といった疑問を現役で活躍している著者の具体例を交えつつざっくばらんに解説します。
本当に、「絵を描き始めたい人、絵が上手くなりたい人、絵を仕事にしたい人向け」の本で驚きました!(笑)
絵の描き方を日本語で表現するのがお上手な方な上に、作家さん日本人なので(多言語を和訳された日本語ではない)解説が読みやすかったです。
もしかしたら、沢山の活字を読むのが苦手な方にはしんどいかな?という、378ページの大ボリュームなご本です。
製作に3年かかったそうです。作家さんは年収2千万超えのイラストレーターだそうです。代学生の時には年収300万あったそうです。ハイスペックですね!
日本語が母国語の方で絵やマンガを描きたい人の1冊目にオススメかもしれません。
さいとうなおき先生の本とどっちが良いか悩んでしまいます。
漫画描くの始めたい方は、「週刊少年ジャンプ編集部 の 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方」を読んで、
継続して描くの続けるの難しくなったら「秋本治 の 秋本治の仕事術 ~『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由~」を読むのがオススメです。
今回はイラスト!
扉絵や同人誌の表紙を素敵に描くのは大切ですよね。
169P~の「共感の作り方」が素敵でした。
マンガを描くとき全方位から言われる、「誰が(何が)・何をしていて・見た人にどう感じて欲しいか」をわかりやすく解説してくださっていて、同人小説の表紙イラスト発注したい人ここ読んで!と思いました。
その絵を見た人にどう感じて欲しいか(共感して欲しいか)を明確にするにはどうしたらいいかを30ページ近く割いて解説されていて、凄い…!でした。
伝えたいことは、「誰が何をしているのを伝えたい絵か」明確にしてから描こうねってことなのですが、それを図解付きでわかりやすく解説されているのが、作家さんの優しさを感じました。
個人的に為になって活用しようと思ったことは、325P~の「私はこういうイラストレーターです(漫画家です)」と言うことを紹介するための個人サイトを、「お高い」感じに演出しよう!
「商品価値のあるイラスト・プロフィール・取引企業・業務実績・連絡フォーム」のみを設置しよう。ファン向けではなく企業向けに。とのことで、個人サイトをそのように修正しようと思いパソコン立ち上げました(笑)
第三章の 「絵を仕事にしたい」 編は、読んでて楽しいと思います。第二章とかは、「この作家さんはそういうことを考えて絵を描いてきたのね~」と、一人の作家さんの思考をそうなんだ~と読んでエッセイみたいな感覚でした。
リテイクにショックを受けたお話しとか、私はリテイクにショックを受けたことがないので、あ、ショック受けてそう考えたんだね過去のあなたは。そうだったんだ~とか、優しい文体のせいか、エッセイ読んでる感覚とても強かったです。
作家さんの個人サイトはこちら→ https://www.yo-shimizu.com/
絵を描くのに疲れたとき読書も素敵だと思います。優しい文体でオススメです。