生きるのに充分なお金が在り、自由に使えるお金が100億円あったら、今描いているマンガを描きますか?と質問されたら、あなたはどう答えますか?
もし充分すぎるお金が在り働かなくても良く、今していることをし続けるのであれば、それはあなたが本当にしたいことです。
もし余りあるお金がある場合、今していることをしないのであれば、それはあなたがしたいことではないかもしれません。
私はこの質問をされたとき、今描いているマンガは描かないな。と思いました。違うマンガを描いていると思いました。そうならば、その描きたいマンガを描くべきではないだろうか?と思いました。次回作は、大金持ちになって働かなくてもいい状況でも、自分が描きたくて描くマンガを描きたいです。
「今描いているマンガ」と「今描いているマンガと違うマンガ」の違いは、他人の評価が得られる確率が高いと私が踏んだ作品が、今描いているマンガで、他人からの評価が期待されないのが、今描いていないマンガです。なんて言うことでしょう。したいことをしているつもりでも、他人が介在して、したいことをしていないというこの事実。
皆さんにとってしたいこととは何でしょうか?大金持ちになったら、今買おうか悩んでいるものを買いますか?買わないのであれば、それは安いから今買っておかないと次ぎ買えないかもしれないという恐怖心からかもしれません。
お金がある場合選択を間違ったら買い直せばいいから、選択を見違えるかもしれないという悩みが生まれないだろうと思いました。欲しくなったその瞬間に購入すればいいのだから、今必要なもの以外いらないのです。
選択に迷ったときは自分がもし「大金持ちであったらどうするか?」と考えてみるのも良いかもしれません。そうすると他の選択肢が生まれてくるかもしれません。
【本日の進行過程】
吹き出し、書き文字が終わりました。ペン入れ2-3pをしています。
ペン入れに入りましたので、線画の強弱について考えていました。
線を細くする場所は、光が当たっているところ・細かい部分・奥にある線。
線を太くする場所は、影になっているところ・輪郭線・手前にある線。
光が当たっているところや光源に近い方の線は細く描く。反対側の影になる部分は太く描く。
髪の毛の輪郭線は太く描く。髪の毛の流れの線は細く描く。
顔の輪郭線は、丸みを帯びた光の当たるところを細く、えぐれている・影になっている部分は太く。
顔の中は細めの線で描くが、目など強調したい場所は黒く描く。
服と身体などの異なるもの同士が重なっている、輪郭になる部分は太く描く。しかし、肌と肌が重なり合い同一化しているなどの一体感を出したいときはひっついているところの線を細く抜いて描写すると触れあっている感がでる。
服の皺は細く、服の輪郭線、影・重なっているところは太く描く。
奥になるものは細く描く。手前に在るものは太く描く。
背景などの輪郭線や手前にある線は太く、光が当たっている場所は抜いたり細く描く。
強弱の付いた線は立体感が増しますので、ペンタッチを上手くコントロールして陰影表現のスキルアップが出来たら素敵ですね。