マンガを早く描けたら素敵ですよね。
そうしたら、次から次に新しい作品を描いていくことが出来ます。
そのためにはどうしたら良いのかを考えてみました。
1ヶ月で16ページの作品を作成する場合
ネーム 4日
下書き1 4日
下書き2 4日(※下書き2が不要な方は飛ばしてください。)
ペン入れ 4日
仕上げ 4日
表紙 5日
下書き 1日
ペン入れ 1日
着色 1~2日
仕上げ 1日
本文20日+表紙5日=25日で出来る計算になります。
どうしても原稿の出来ない日はあるでしょうから、1ヶ月は25日か20日で計算して計画を立ててみました。
時間が足りなかったときの、控え日として、あるいは遊ぶ日として残りの5日を使用できたら良いですね。
もし1ヶ月で出来ない場合は、倍の日数の2ヶ月で完成することができたらいいと思います。
この計画で、今日からマンガを作成していこうと思います。
まずはネームを何日で完成できるかを確かめてみて、今後の計画の糧にしたいと思います。
ネームとは、台詞や大まかなコマ割りを描いたマンガ制作の設計図と表現されます。
マンガの下書きをするための下書きみたいなものです。
ネームが完成したら、下書き①です。
下書きをアナログでします。
PCに取り込んで、下書き②です。
始めから最後までアナログ、あるいは終始デジタルの方は下書き②は不要かもしれませんね。
「絵が余り上手じゃない」という自己評価のある方は、下書きを二回するのをオススメします。
左右反転して、下書きをし直すと、効き目による歪みがかなり緩和されます。
下書きが終わったらペン入れをして、仕上げにトーン貼りはベタにホワイト修正。
表紙を仕上げて完成です。
表紙はカラーの場合を装丁した日数になっています。
まず始めは、一作品完成させられるようになれたら良いですね。
その後、少しずつページ数を増やしたり、スピードを速くしていけたら素敵だなと思います。
作品を制作していく上で大切だと思うことは、できる限り不安を無くすことだと思います。
その中の一つで、自分のスピードがどの程度のものなのか出来るだけ正確に把握することが大切だと思います。出来るのか不安、間に合うのか不安、などの不安を作り上げてしまう要素を排除して楽しく原稿活動に挑めたら素敵だと思います。
そして作品に失敗はないと理解することも大切だと思います。失敗は、完成の中にあります。成功の過程にあります。作品が出来上がったのだとしたら、それが失敗であるはずはないと言うことです。なぜならば完成、成功、成長の反対は失敗ではなく「何も存在しないこと」「何もしないこと」だからです。失敗は成功の過程に在るものです。作品が完成したのならばそれは掛け替えのない成功以外の何物でもありません。他人の評価が良くないから失敗だなどのような論法はおかしいのです。完成していなければ評価すら存在しないのですから。作品を完成させ続けていくことは、成長、成功への近道です。どうか皆さん大変でしょうが多くの作品を完成させて行ってください。