「漫画を作るとき、最初にどの工程をやりますか?キャラクターを作ったり、ストーリーを考え、プロットにしたり、どのような順番でやるか教えてください!」
と、ご質問頂きました。ありがとうございます!
今回は「私の漫画作成方法」を解説をしていきます。
まんがの造り方は10人いたら10人とも違いますので、あまりこだわったり気にしたりせずに
楽しく漫画作成をしていきましょうね。漫画はどんな順番でもOKです!
私の漫画作成方法
①「描きたい話(萌えどころ)」を書き出します。
例えば、
「人外ネタ描きたい!高校生と妖狐の恋!ファンタジー!」
「褐色ちゃんアラビアンネタ描きたい!異国!砂漠!ファンタジー!」
「ぽっちゃり系お髭のおじさん(優しい!)描きたい!」
「高校生が変わったアルバイトしてる話が描きたい!」
など、自分の中の「描きたい!」を探します。
描きたい「何か」があれば完成する確率がぐっと上がります。
描きたい「お題・設定・テーマ」(テーマは恋愛・ファンタジー異国冒険もの・妖怪もの、のようにざっくりで良いです)を
一文で書きます。長くなくて良いです。
自分の「描きたい!」や、自分テーマを忘れないことが大切です。
②次ぎに、長いプロットをひたすら打っていきます。
面白いかどうかなど考えず、思い浮かんだこと全て打ち尽くして、要らないところ削って、順番入れ替えたりしたらプロットが出来ます。
A4用紙に(4ブロックに分けて)印刷します。(↓画像参照)
右と左が文字と同じ分の余白になるように印刷してあるので、その余白にネームを切っていきます。
これぐらいの文字量で読み切り一本分(1話分)です。
16~32ページならいつもA4用紙に収まっています。
その後は愛しのCLIPSTUDIO様で原寸ネーム兼下書きを描いていきます。
ネーム修正をして、下描き・ペン入れ・仕上げです!お疲れ様でした!
私の漫画の作成方法はこんな感じです!
人の描き方を知るのは、少し楽しいし、発見や安心することもあるかと思います。
一週間で8P漫画が出来ることもあれば、3ヶ月かかってやっとプロットが出来ることもあります。
このブログを読んでくださる方は、漫画を描くのはライフワーク。
生きることの一部にしようと思ってる方ばかりだと思いますので、焦らず、楽しく描き続けてください。
遅くても描き続けていれば、必ずどこかへたどり着きます。
成功への唯一の道は、辞めないことです。完成させることです。
遅くても進まなくても良いから描くことを続けてください!
繰り返しになりますが、漫画を描く上で最上級に大切な唯一のことは、「完成原稿にすることです。」
ペン入れ出来てなくても良い、お話し途中でも良い、ともかく途中まででも他の人が読める形、
「漫画」に仕上げることです。
小学1年生の男の子が始めて書いた文字練習の「あいうえお」の字は下手ですよね。
同じように下手でも良いから、ともかくともかく読める形に描かれていれば、誰かに見せられる「漫画」です。
漫画を描くのは、見て貰うためです。下手でも雑でも完成してなくても、途中で良いから形にしてください。
完成していれば、それを見て、改善策が分かります。
次回作で改善すればいいのです。
一人で反省会しても良いし、お友達や家族に見て貰ってもいい。
最近はオンライン持ち込みに対応した編集部も多く、電話でお返事下さいます。
テキストでの好評ならかなり多くの編集部がして下さっています。
完成していれば、見て貰って改善することが出来るのです!あなたの漫画がもっと良くなります!
ともかく面白くなくても良いから完成させましょう。
今日も楽しく漫画を描きましょうね!
ジャンプ作家(神々)ものたうち回って漫画描いてるインタビューがとても楽しい
「描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方」もオススメです!
推し作家さんがインタビュー答えているようでしたら、是非読んで頂きたいです!