友人のマンガが完成したとのことで、読ませて頂きました。
作画がとても丁寧で、内容は関係なく、
「作画が美しい」それだけで価値がありキラッキラとしていました。
今の私の目標は、「早く」作品を「仕上げる」事なのですが、心が揺らいでしまいそうです。
その人その人にとって今必要なスキル、上達しなければならない場所は違うので、人を参考にしても始まらないと解っているつもりなのですが。
ですが、「素敵!」と思ったことを一つずつクリアしていけたら、それこそ素敵なので、
丁寧な作画はとっても素敵!を忘れないで毎日楽しくお絵かきをしていけたらいいなと思います(^^)
友人の原稿チェックに5時間かかりました。
素敵なところを見つけるのはもちろんなのですが、デッサンやバランスの狂っているところを修正して送り返すためです。
友人が気になるといった部分を気をつけて確認し、線画を直す。(そして送り返す。)
自分の原稿でもそんな事したことないです!
今後はこのくらい手間暇をかけて、自分の完成原稿をチェックしていきたいと思いました。
でもそれをするのが可能なくらい、丁寧な原稿でした。本当に素敵です。
ですので早速、一番最近描いた自分の作品を見直してみました。思ったことは、線が細くて強弱がない。
もう少しメリハリがあった方が、画面が美しく映えるんじゃないかな?でした。
自分の絵は見慣れすぎていて、狂い(違和感・歪み)がよくわからないですよね。
他人の意見を全て鵜呑みにするのも良くないとは思いますが、他者からの意見を頂けるときは
少なくとも半分は受け入れて聞き入れたいものです。
内容については、キャラクターの一貫性や、そのキャラでなくてはならない、そのキャラだからこそのストーリー展開をして欲しいと他の方に指摘されたそうです。なるほどもってその通りで、そのキャラだからこその作品であるのは大切ですよね。「つい」描きやすいから流されやすい主人公にしてしまいます。揺るがない個性を備えさせたキャラクターを心がけたいです。
個性は必ずしも優れた点である必要はありませんので、「性格の劣悪さ」でも「優柔不断で人の目ばかり気にする弱さ」でも構わないので、それ故に展開するストーリーが素敵だよね。ということなので、その優れた点、あるいは欠点を貫き通すキャラクター性をそなえた展開、そして可能なら最後に起承転結の結びとしての「オチ」として変化あるいは成長を描枯れているとなお良し。ということですね。読み切りで収めるにはやはり何度も練習が必要なことだと思います。三歩進んで二歩下がると余り進んでいる感じはしませんが、ともかく一歩ずつ進んでいけたらいいですね。その前進を解りやすく表現する一つの形が「完成」だと思います。完成目指して頑張りましょう!