1ヶ月でマンガを描く方法をブログで書き始めて40日で完成しました!

一昨日基本トーンを完成させ、昨日は効果トーンと影トーン、ホワイトと表紙を仕上げて原稿完成致しました!おめでとうございます!1ヶ月半の道のり!完成して良かったです!16ページは40日でした。

当初の目標は一ヶ月(30日)でしたので、改善点は沢山ありそうですが、なにより完成したことが嬉しいです♪

プロット4日・ネーム11日・下描き12日・ペン入れ10日・トーン仕上げ2日(1日計算が合わない。また確認します。トーン貼り3日かな??)

一ヶ月で原稿を完成させるために取り組むべき改善点

・表紙は最後まで残しておかない。

途中の作業中に合間を見て製作するか、キャラクターの作画設定が決まったら下描きだけでも済ませておいた方が、最後になって雑で気力のない表紙になってしまうのを防げます。

表紙は作品の「顔」ですので、元気がある中盤までにある程度完成させておくか、ネームかプロット、作品の携行性が認識できる段階になったら一番始めに描いてしまっても良いと思います。次回からそうします。

・トーン貼りとベタはある程度進めながらペン入れをしていく。

ペン入れをしているときに、「このコマのバックには雰囲気トーンの1番を貼ろう~」など、自分の中でトーン指定がされているときがあるかと思います。そういうときは、後回しにせずその場で、そのコマのペン入れが終わったら貼っていくべきです。後で張り直せばいいのでマスクだけでも取っておけば、張り替えるのはボタン一つです。デジタルならではの利点ですので活用していくべきです。最後に延々と終わらないトーン貼りを回避するために、少しずつ「解っているところ」は貼りながら進めていくと後々楽です。「解っているところ」とは、主人公の制服のトーン柄・髪の毛のトーン、など設定として決まっているお決まりトーンや、「ここにはハーと柄!」など自分の中でその時決定して居るトーンのことです。

同じように、ベタ髪のキャラクターや服には、出来る範囲で簡単にで構いませんので、ある程度ベタが塗ってあると、未来の自分の助けになります。残りの作業を後回しにせず、途中途中で差し挟んでやっておくのが、自分を助ける道だと思いました。

・ストーリーは自分が「本当に描きたいもの」あるいは「読みたいもの」を描く。

今回は一ヶ月で16ページのマンガ原稿を完成させる。という自分テーマがありましたので、あまり内容にこだわらず描いてしまいました。ですので「描けるものを描いた」という感覚です。自分の描くことが出来るものに合わせて描いたので、難しさはなく楽しくて、これはこれでいいと思うのですが、せっかく労力をかけ描くのであれば、「自分の読みたい話」「自分が描きたい話し」を描いた方がいいと思います。

ですので、日頃から、自分の読みたいもの、大好きなもの、描きたいものについて思いを巡らせていざというときのための準備をしておくと素敵だと思います。始めは、描けるものを描いて、ともかく「完成させる」を目標にして製作するのもOKだと思います。

どうしても読んだ人にもわかるものを描いてしまって、結果ありきたりで楽しくないものが出来上がってしまう。という悪循環から抜け出したいと思います。注目すべきは、わかりにくいところ、不出来なところの向上改善、ではなく、良いところ、楽しく上手に出来るところ、の「長所の向上改善」に全力を注ぐべきだと思います。

 

その他検討中の改善点

・台詞のないコマが9コマでした。台詞が多すぎても読み手も面倒くさいだろうから、息抜きのコマ的に、絵だけで見せて理解して貰えるコマを、もう少し意識的に挿入していきたいかな?と思いました。

・作品の中で一番の【見せゴマ」はどこなのかを意識して描いていなかったので、見せゴマなど見開きを意識して、【絵】【芸術】的感覚で、見開きを意図的に美しく配置するページが合っても良いと思いました。マンガとして読みやすい、とは別に、画面の美しさでそのシーンを印象的にするために、見開きのコマ割りや作画は配置の美しさをもう少し意識して、ネーム?段階で取り組めたらいいなと思いました。

・自分の中で一番上手に描ける絵のレベルを10点として、作中で3点の絵などが発生してしまうことがあります。そういう、下手な絵を、出来るだけ自分で描ける中で上手い絵のレベルに合わせていきたいと思いました。たまにある、下手な絵が目立ちました(笑)気づいたら、直す時間が欲しいから、直し用の時間を3日ほど追加して計画を立てるといいですね!完成目標日や締め切りがないとなかなか頑張って描けないんですけど(笑)

10日オーバーしたことについては、どう改善したら作業効率を上げられるのか、もう少し考えて改めてブログに書いていこうと思います。

 

今回の総括と致しましては、

自分の描きたい話しを妥協せずに描く!

表紙は先に仕上げる!

画面の美しさを意識して!

次回作を製作したいと思います。

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