手書きの文字が自分でも読みにくいほど下手なので、プロットをポメラで打ち直しました。
読みにくい字を書いてしまう人は、始めからキーボード入力をすると良いかもしれませんね。
文字が読めないと作業が進みませんでした。

台詞や状況説明の文字を打ち込んだら、プリントアウトします。
今回の16ページの漫画作品ですと
A5サイズ四段組で4枚の文字量です。
2000文字程度です。
それを一枚の紙(A4サイズ横)に印刷します。↓

文字打ちした4ページを、1枚の紙に印刷したものの余白に大まかなネームを切っていきます。
文字1ページ分が、マンガのページ4枚分(見開き二枚分)くらいの文字量になります。

以前5000字超えの文字打ちした台詞(プロット)を16ページのマンガに詰め込んだことがあります。
無理矢理収めましたが、文字数があまりにも多いと、とても頭を使って整理整頓をして詰め込む作業になってしまい、マンガとしての面白さを損なってしまった気がしました。
ので、今回は文字数を控えめにしました。
ですので、2000~5000文字前後でしたら、16ページの漫画作品を仕上げるのに問題ない文字数だと思います。
場面や状況、感情を説明で文字数が多くなってしまうこともあるかと思いますので、文字数を余り気にする必要はないと思いますが、私は何ページ分の文字量だから、漫画にすると何ページくらいで収まるかな。と、大まかな予想を立てるのに文字プロットの文字数を数えています。
連載作品だともっと文字数が少ない場合が多いと思います。文字を少なく絵で伝えることが出来たら何よりですので、台詞に頼りすぎないように、絵で伝えられることは絵で伝えていけたら素敵だと思います。

16ページにネームが収まったので、次はもう少し大きな紙に台詞もきちんと書き込んで、読むことの出来るネームを切っていこうと思います。
今回は、ネームのページ配分、あるいはネームの下書きのようなものでした。人によっては文字を打ち出したりせず、この辺に大ゴマ。台詞は後で考える。のようにネームを切られていく方もみえます。人それぞれで面白いなぁと思いました。
小説の場合、台詞を打ち込んで、後で間の行間を埋めていくとおっしゃていた方もいました。すこしマンガと似た作り方をされるのだなと小説書きさんに親近感を覚える出来事でした。色んな方の制作過程を知ることが出来るととても楽しいので、人の原稿進行ツイートなどを見るのが大好きです。

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